2008-07-01から1ヶ月間の記事一覧

 2007年4月27日〜『罵詈雑言』 『腹腹時計』

渡辺文樹祭り最終日(あ、『御巣鷹山』は4/28もやってます)、今日は『罵詈雑言』と『腹腹時計』を観て来ましたよ。 渡辺文樹といえば、その過激な言動、パフォーマンスばかりが注目され(渡辺作品を正当に評価する人は少ないという印象が拭えない)、その唯…

 2007年4月26日〜『ザザンボ』

まず、なんて不気味で、怖くて、どろどろと鬱屈とした映画なんだろうと思った。大体登場人物たちはほとんどが地元の人間を集結させたズブの素人集団で(本人たちはいたってそれが普通の状態なのであろうが)気分を害するぐらいに見ているだけでキモチが悪い…

 2007年4月25日〜『御巣鷹山』

今日は代々木八幡区民会館で渡辺文樹監督の『御巣鷹山』を観てきました。これは日航機123便事件の映画で、この事故に関しては「ウィキペディアよりわかりやすい『日航ジャンボ墜落事故』」を読んでいただくのが一番なのですが、渡辺監督は政府の圧力によって…

 7月30日〜RAMPO×Q-TA

結局池袋の渡辺文樹上映会は中止になり予定が空いてしまったので今日は一日中乱歩漫画(主にRAMPO×Q-TA COMICS)を探す旅をしてました。ゲッチュー。 でもやっぱり『天皇伝説』観られなかったのは残念でした。渡辺文樹といえば、昨年代々木で『ザザンボ』 『…

 狂った一頁〜衣笠貞之助から渡辺文樹まで

フィルムセンターにて衣笠貞之助の『狂った一頁』を初めて観た。村岡実・倉嶋暢の音楽を、衣笠自らが加えた1975年のサウンド版。とりあえずyoutubeにアップされてる『狂った一頁』のオープニングを観てみると、 まず「狂った一頁」の洒落たタイトルロゴが抜…

 どこぞで花火大会でもあるんやろか

某所へDVDを借りに行く道すがら浴衣ガールがとても目についた。女の子の浴衣はいいよなー、かわいいよなーと、ぽんやり見とれていたら電柱にぶつかりそうになった。よそ見運転は絶対ダメ!俺も浴衣デートなるもの一度でいいからしてみたいなどと妄想したが、…

 『十字路』→『二度と目覚めぬ子守唄』→丸尾末広

フィルムセンターにて衣笠貞之助。一本目『天一坊と伊賀之亮』、退屈だったので寝る。しかし無問題。(元々は丸尾パクネタ関係で以前から観てみたいと思っていたのだが)目当ては二本目の『十字路』。「この映画は1928年の作品である。国内ではすでに消失し…

 『銀座三四郎』〜脱力、藤田進のバカっ面

7月16日、新文芸坐で市川崑の『銀座三四郎』を観る。三四郎といえば、(せがたでも、プラモでもなく)黒澤明『姿三四郎』の藤田進であり、銀座三四郎も彼であったが、やっぱりバカっぽい。ただ見た目はバカっぽいけど、オールドメスの恋心を”知らないふり”と…

 7月15日〜『三百六十五夜 総集編』 『人間模様』

新文芸坐にて、とりあえず市川崑の三回券を買う。『三百六十五夜 総集編』を観る。ヒロインの山根寿子は浅はかすぎて、二枚目の上原謙は狭量すぎる。山根の終盤の殺気は買うけれど。敵役の堀雄二の方がなんと魅力的なことか。死に様までキザ!でいい。続けて…

 7月14日〜『モダン道中 恋は待ったなし』 『二等兵物語』

先日、山崎大助の『ヤングおー!おー!』を観に、初めて行った神保町シアター。かつてこれほどリラックスして、映画を集中して観られる、また気持ちよく熟睡できるコヤがあっただろうか。ダントツ。パーペキ。スンバラシイ。 それに味をしめたかしめないか、…

 おまいら高橋明って知ってっか?!

なぬー!知らないだとぉー!そんな不届き者はこうだ!ペシ!ペシ!ピシー! ハァハァ、ハァハァ… と、いまだ興奮さめやらずな、そんな松田”銀次慕情”優作な私なんだが(なんのこっちゃ)、とあることが<遠因>となり人に誘われたので、物怖じもせずモノホン…

 ビデオで観られる60〜70年代のピンク映画

知人のTさんが所有していたハミングバードビデオのカタログチラシを見て、これは資料的価値が高いぞと思い、それに触発されて、というか、ようは人のふんどしで相撲を取るぜ、という話なのだが、いまのところ確認できているハミングバードビデオを試みに列…

 百鬼園のクリトリス、あるいは陰核百景

「一億総セックス体操研究時代」なんだそうですよ、今日の我がニッポンは、松窪耕平医学博士の『完全写真図解 結婚と性生活』によりますと。ブックオフで300円だったので買いました。今、このテキストを見ながら、「セックス体操」を覚えている最中です。 そ…