2008-06-01から1ヶ月間の記事一覧
近所の本屋さんにて古屋兎丸の『ライチ☆光クラブ』を買いました。タイトルに惹かれて。漫画の内容について特に何も言う気はないが(悪い意味じゃなくて)、ただ個人的にウサマルのあとがきが資料的な意味でとても興味深かったので、それについては少しだけ触…
牧口雄二監督の『徳川女刑罰絵巻 牛裂きの刑』を観る。 この映画は、江戸という封建時代の極悪奉行・汐路章が大活躍する話に次いで、後半はその逆、時代の弱者・川谷拓三や女郎を主人公とする話の、合わせて二つのエピソードからなるオムニバス映画。 ★ 映画…
映画、それは名言の宝庫であります。 人はときにそれに感銘を受け、感動し、涙を流すことさえありますが、今日はそのような有名な、表の名言ではなく、いわば裏名言(迷言・冥言)とでも言うべきもの、しかも表のような、少し言うに恥ずかしい大仰なものでは…
今日はシネマヴェーラ渋谷「最終凶器・鈴木則文の再降臨」の楽日のようだ。結局、鈴木則文のトークは一回も行かず、映画も『すいばれ一家 男になりたい』と『温泉みみず芸者』の日しか行かなかった不実なファンです。 ★ 『温泉みみず芸者』は数年前にシネマ…
例えば、知人のF嬢は岸田森の、おそらく僕の知る限り、その熱狂ぶりでは一番のファンで、岸田森の出ている映画を全てフィルムで、劇場で観ることを使命としているようだ。そのためにはモーホーのハッテン場である浅草新劇場に一人で行くのさえ厭わないので…
大和屋竺監督の幻だった映画『発見への出発(たびだち)』を観た(チラシでは「旅だち」となっているが映画でのタイトルは「出発(たびだち)」とあった)。1974年、東映教育映画部制作、企画・脚本布村健、撮影加藤和郎、助監督柳町光男、音楽杉田一夫、霊…
アンテナにも入れている、神田小川町neoneo坐の「短編調査団」は面白い。と、エラソーなことを言ってみても、家から遠いこともあり、毎回毎回欠かさず行ってるわけでもなく、琴線に触れた映画が上映されるときだけ行く感じの俄ファン。大和屋竺がドラキュラ…
普段は朝起きられないので行かないのだけど、今日は珍しく早起きしてラピュタのモーニングを観に行きました。未見である深作欣二監督の『ギャング同盟』です。すると、ラピュタガールが”1963年、関川秀雄監督作品、『東京アンタッチャブル 脱出』云々〜”とお…
昨年の『花弁のしずく』のときも同じことを思ったが、幻だと思われた田中登の映画をまさか今年もニュープリントで観られようとは夢にも思わなかった。残るは『好色家族 狐と狸』と『もっと激しくもっとつよく』か、いっそラピュタ阿佐ヶ谷は田中登の全作品を…
6月7日、アテネフランセ、「佐藤肇を再見する」を観るため12:30にJR御茶ノ水駅で待ち合わせ。上映開始時刻は14:50であったが、念には念を入れて早めの会場入り。それでもすでに20人ぐらいの客が並んでいて驚く。 ★ 14:50『怪談せむし男』(*1)上映開始。 ★ 1…